観点の問題 職場編【否定/肯定】
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『無』を活用した宇宙一美しい奇跡の数式『0=∞=1』を認識技術として
活用応用した尊厳ある生き方や認識技術とは何かをわかりやすくご紹介するblogです。
先日のblogで、無意識の『固定観点』が生まれる仕組みについて書きました。
詳しくはこちら
kou-shinsekairoute.hatenablog.com
①観点の問題全体象
観点が生み出す問題は大きく6つ対称性であります。
1.非認知/認知
2.異質性/同質性
3.固定性/流動性
4.自発性/他発性
5.否定/肯定
6.不完全性/完全性
今日は、5番目の観点の問題の『否定』と『肯定』について、
書こうと思います。
②職場である観点の否定について
観点の『否定性』は、相手の観点を否定することです。
相手の観点を「それは違うよ」という風に否定するので、
否定された相手は、否定した相手に対して、
とても嫌な気持ちになる事が多いです。
③観点の否定の問題
では、『観点の否定』が生み出す問題とは何でしょうか?
例えば、
同僚が良いアイディアを思いついて、
自分にそのアイディアについて話をしてくれました。
自分の観点からしたら、
全然いいアイディアだと思わなかったし、
もっと〇〇すればもっと良くなるからアドバイスの意味で、
「そのアイディアだけど、〇〇の方がもっと良くなると思うよ。」
という風に、同僚が思いついたアイディアを否定したら、
同僚の方はどんな気持ちになるでしょうか?
少なくとも、同僚の人の観点ではいいアイディアだと思っているので、
それをもっと良くなるからとはいえ、
否定されてしまうと、いい気持ちにはならないですよね。
そうなると、否定された相手に対して、
今後、何かアイディアが浮かんでも、
また否定されると思うと、シェアする気持ちも薄れるし、
関係構築も、ちょっと微妙な関係になりそうですね。
④職場である観点の肯定について
観点の『肯定性』は、相手の観点を心から良いと思っていなくても、
肯定することです。
これは、職場だと立場の違いで良く起こる事ではないでしょうか?
社長と社員、上司と部下という、
上と下の関係だと、本音を相手に伝えると関係が悪くなり、
自分の立場も危うくなります。
だから、とりあえず波風立てるよりも、相手の観点を肯定しておく。
そういう判断をすることが、よくあると思います。
特に日本人は、自分が我慢したり、相手に迷惑をかけないように、
波風立たないように配慮するという行動をとる事で、
本音を言わない関係を保つ人が多いと思います。
③観点の肯定の問題
では、『観点の肯定』が生み出す問題とは何でしょうか?
先ほど書いたように、
同僚が良いアイディアを思いついて、
自分にそのアイディアについて話をしてくれました。
自分の観点からしたら、
全然いいアイディアだと思わず、
むしろそのことをきっかけに、
もっと良いアイディアが思いついてしまいました。
たけど、同僚が、すごい良いアイディアだという風に、
喜んで話しているので、
そこに、水は差したくない思いがあり、
「そうだね、とてもいいアイディアだね。」という風に、
同僚のアイディアを肯定したら、
そのアイディアを、実はあまりよく思っていない本音を隠して、
同僚のアイディアに、自分も良いアイディアだと
思わないといけなくなります。
これでは、本当に本音で交流できる関係は築けないです。
そして、良いものを生み出すことも、
お互いを変化・成長・刺激しあえる関係を築くこともできません。
だから、観点の事をわかって、なんでも本音で話せ、
切磋琢磨できる関係になるためには、
『悩みの根本原因』を知ることが必要です。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。