『無』の世界『0=∞=1』~新技術nTechを活用したLife Styleの提案~

『無』の世界『0=∞=1』を、nTech(認識技術)を使って活用応用した生き方やnTech(認識技術)とは何かをわかりやすくご紹介します。

何気ない所に感じる日本の心

ご訪問ありがとうございます。

『無』を活用した宇宙一美しい奇跡の数式『0=∞=1』を認識技術として
活用応用した尊厳ある生き方や認識技術とは何かをわかりやすくご紹介するblogです。

日本には、古来からすべてのモノに敬意を払い
大切に扱うといった感覚があります。

歴史的にみても、自然と調和し
モノに対しても自分の身体の延長線上、
自分の一部であるという認識が
ごく自然にあるようですね。

京都では昔からモノに「さん」づけをしたりして
まるで魂が宿っているかのように扱ったりしますが
これも、そういった認識の現れなのではないでしょうか。

ところで、先日電車の車内に流れたアナウンスも
もしかしたらそうなのでは?と思ったことがあります。

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Photo by Ankush Minda on Unsplash

それは
「無理な踏切横断があったため、
 急ブレーキがかかりました。
 ご乗車の皆さまには大変ご迷惑をおかけして

 申し訳ありません。」
というもの。

あまりにもよく聞くフレーズだから、
アナウンスが流れた瞬間「またか」と思う人も多いし、
しかも、よくよく聞くと、
悪いのは無理に横断しようとした誰かであって
電車の運転手や車掌が悪いわけではありません。

それを自分ごとのように謝ることができるって、
不思議だと思いませんか?

もちろん不意の急ブレーキに、
驚いた乗客に対しての礼儀もあるし、
乗客からのクレームを防ぐための
対策であることには違いありません。

でも、運転手や車掌が原因ではないにも関わらず、
こんなアナウンスが当たり前のように流れるのは、
電車を安全に運行できる環境を作れなかったことを
申し訳ないと感じる心が言わせているんじゃないか?

モノに対して、自分の身体の一部であるという
認識があるのであれば、
それは周囲の環境に対しても
同じなんじゃないだろうかとふと感じたのです。

目に見える、耳で聞こえる範囲で
物事を捉えれば何でもないことも、
自分の延長線上に捉えれば、
物事の奥底に流れる心を感じることができる。

普段は無意識になってしまっている日本の心を、
nTechは今ここ思い出させてくれる
凄い技術だなと改めて感じました。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。