常識破壊シリーズ 1 乗り物の革命②
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『無』を活用した宇宙一美しい奇跡の数式『0=∞=1』を認識技術として
活用応用した尊厳ある生き方や認識技術とは何かをわかりやすくご紹介するblogです。
今日も、昨日の続きを書きたいと思います。
詳しくは、こちら
kou-shinsekairoute.hatenablog.com
蒸気自動車の発明から、
今の世の中は、自分が直接乗らなくても、
車がなくてはならない道具のひとつになりました!
そんな、今じゃ当たり前に利用されている車が、
発明してすぐに受け入れられなかったのでしょうか?
今日は、そのことについて書きたいと思います。
①なぜ既存の常識が邪魔するのか
そんな車ですが、自動車が開発された時代には、
既存の常識が邪魔をして、
すぐには世の中に受け入れられませんでした。
その理由は、
1.既得権益
開発後から、徐々に蒸気自動車は、
馬車の牙城を崩していったそうですが、
一方で、それまでの既得権を守ろうとする
馬車業者などからの抵抗が大きかったそうです。
2.法律
そして当時、イギリスでは、蒸気自動車を規制する
『赤旗法』が制定されるなどの動きもあったそうです。
法律は色々ありますが、簡単に書くと
①速度制限
郊外では4 mph(6 km/h)、市街地では2 mph(3 km/h)
自分で歩いた方が早そうですね。。。
②自動車の接近予告
自動車は、運転手、機関員、赤い旗を持って、
車両の60ヤード(55メートル)前方を歩く者の3名で
運用することを規定する。
要は、歩行者以上の速度を出せないということです(汗)
えっっ???
これって、車の意味ないじゃん・・・。って思いますよね。
だけど、
当時、それぐらい世の中に受け入れられなかったということです。
しかし、
この法律は、1896年に廃止されました。
ということは、
なんと!車誕生から127年間の間
車本来の良さは世の中の常識によって、
発揮出来なかったんです。。。
車の便利さが分かる今の常識からしたら、
本当にありえない話ですよね。
②自動車がメジャーになるきっかけ
ですが、その価値が分かる人が徐々に増えていき、
ある時いっきにスタンダードになっていきます。
1.フォードの登場
自動車大衆化の象徴は、
1908年に登場したT型フォードです!
ルパン三世に出てきそうな車ですね(*'▽')!
アメリカ人のヘンリー・フォードさんが、
1903年にフォード・モーターを設立し、
“大衆のためにクルマをつくる”ことを志し、開発されたクルマです!
初年度に1万台が製造され、
そして、1913年には史上初のコンベヤラインが完成し、
一日に1000台が生産されることになります。
2.簡単にエンジン始動ができるようになった
それと、自動車の大衆化の一助となったことは、
1912年にキャデラックに初めて採用された
セルフ・スターターの発明です。
昔は、女性や老人ではエンジン始動が難しかったり、
男性が操作しても腕の骨折や、死亡してしまう事もあったそうです。
それが、エンジンスタートボタンを押しさえすれば、
簡単にエンジンがかかるようになったので、
今や誰でもが簡単に自動車に乗れる時代になって、
そして、新しい時代の常識になっていきました(*'ω'*)!
もし今の時代に
馬車で移動する人がいたら、
逆に驚かれる時代になりましたよね。
本当に、常識を破壊したら、凄い変化がおきますが、
それまでにあきらめず、頑張った先人たちの意志の結集と、
既存の常識にとらわれず、受け容れた人たちがいたから、
今の時代が来たのだと思うと、
凄いことだなと感じます。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。