『無』の世界『0=∞=1』~新技術nTechを活用したLife Styleの提案~

『無』の世界『0=∞=1』を、nTech(認識技術)を使って活用応用した生き方やnTech(認識技術)とは何かをわかりやすくご紹介します。

大人の心にも響く本

ご訪問ありがとうございます。

『無』を活用した宇宙一美しい奇跡の数式『0=∞=1』を認識技術として
活用応用した尊厳ある生き方や認識技術とは何かをわかりやすくご紹介するblogです。

久しぶりに絵本の感想シェアをしようと思います。

今日は、『チコときんいろのつばさ』です。

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この本は、私のお気に入りの作家でもある、
レオ・レオニ氏が描いた絵本です。

簡単なストーリーはこんな感じです。

翼の無い鳥、チコが主人公。自分にも翼が欲しい、他の鳥より立派な金色に輝く翼が欲しいと切実に願っていると、ある日その夢がかないます。
でも、、、その翼のために仲間の鳥のねたみをかい、仲間はずれにされてしまいます。
そしてチコがとった行動とは?
普通の黒い羽になってしまったチコが思うこととは?

(絵本ナビより引用)

今回は、翻訳が谷川俊太郎さんではなく、
さくま ゆみこさんという方が訳されています。

ストーリーの最後の部分が
少し道徳的な表現になっていて
いつもの感じと違い、とても違和感を覚えました。

映画などもそうですが、
同じ内容でも、訳す人が違うと、
表現も変わるんだなと感じました。

レオ・レオニ氏の作品は、
いつも人間の本質的な部分に迫るものが多いです。 

例えばこの絵本では
最初仲間としてチコに接していた鳥たちは、
チコが羽がない時は、餌をあげたり、
色々と接してくれていたのに、
チコに金色の羽が生えた途端、仲間外れにされ、
そして、最後にチコが仲間の鳥たちと同じ羽の色になったら、
チコを受け入れていくというストーリーです。

その内容を見て感じたことは、
今まで同質だと思っていた身近な人が、
突然変わり、自分とは違うという、
異質なものに対しての、ジェラシーや相対比較などを
この絵本では、動物を通して表現していますが、
レオ・レオニ氏の絵本は
人間の中にあるよくしてしまいがちな、
心の世界の話をしているなと思いました。

よく身近な家族や友人でもありませんか?

自分が変わろうと思って、
何かにチャレンジすることに対して反対されたり、
変わったことを喜んでもらえなかったり、
喜ぶどころか、ステージ・住む世界が変わったと言われ
疎遠になったり。。。

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Photo by Pro Church Media on Unsplash

レオ・レオニ氏が描く絵本の世界は、
とても短い文章と絵の中にまとめて、
深いメッセージが詰まっているから、
大人の心にも響くのかもしれないですね。

ちなみに、相対比較やジェラシーは、
人間が持っている脳の機能の作用で、
ついやってしまう事でもあります。

だから、自分を責める必要はないですし、
された相手を責める必要もないです。

詳しくは、またの機会に書きたいと思います。

後、レオ・レオニの絵本は○○になりたいという、
自己内願望、欲望系が多いなと思い、
もしかしたら、
レオ・レオニ自身はコンプレックスがあったのかな?
と思いました。
実際は、どうか分からないですけどね(笑)

ぜひ、本屋に行く機会があれば読んでみてください~^^

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。