そのままやる、そのまま聞くことができない難しさ
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『無』を活用した宇宙一美しい奇跡の数式『0=∞=1』を認識技術として
活用応用した尊厳ある生き方や認識技術とは何かをわかりやすくご紹介するblogです。
先日、友人と話している中で気づいたことがあり、
そのことを書こうと思います。
①無意識にやっていること
そこで、ちょっとした質問ですが、
みなさんは、
「初めて作る料理をマニュアルに書いてある通りに、
そのまま料理しますか?」
※料理をしない方は、料理のところを
何か自分が学ぶ時のマニュアルに当てはめてみるとよいです^^
Steve BuissinneによるPixabayからの画像
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いかがでしたでしょうか?
これって実は、自分が無意識にやっている、
「あること」とつながる話になります。
②守破離の世界
そして、この話は、
日本での茶道、武道、芸術等における
師弟関係のあり方の一つ『守破離(しゅはり)』
に通じる話でもあります。
守
まずは師匠に言われたこと、型を「守る」ところから修行が始まる。破
その後、その型を自分と照らし合わせて研究することにより、
自分に合った、より良いと思われる型をつくることにより
既存の型を「破る」。離
最終的には師匠の型、
そして自分自身が造り出した型の上に立脚した個人は、
自分自身と技についてよく理解しているため、
型から自由になり、型から「離れ」て自在になることができる。武道等において、新たな流派が生まれるのはこのためである。
「本を忘るな」とあるとおり根源の精神を見失ってはならず、
基本の型を会得せずいきなり個性や独創性を出すのは
「形無し」である。
(Wikipediaより引用)
物事を習得するのに一番大事な出発のあり方が『守破離』の
『守』になります。
さっきの話で言うと、
「初めて作る料理をマニュアルに書いてある通りに、
そのまま料理しますか?」
この質問からの回答は、
そのまま料理をする
自分流にアレンジしてやる
この2つに大体別れるのではないかと思います。
③何かを学ぶ時のあり方
実はこれが、
普段何気なくやっている料理ですが、
実は、ものを学ぶ時の自分のあり方につながってきます。
そのまま料理をする人は、『守』を守るタイプの方だと思います。
そして、
自分流にアレンジしてやる人は、どちらかというと
『破』からやるタイプだと思います。
たまたま、この前、友人たちと話しているときに、
料理の話になり、一緒に話していた2人の友人は、
「そのままやらずに、ついアレンジしちゃうんだよね~!」
「そうそう!そうなんだよね~!」と、
2人がとても共感しているのをみて、
「え??そのままやらないんだ~!!」と、びっくりしました。
PublicDomainPicturesによるPixabayからの画像
実は、私は初めて作る料理ほど、材料や調味料の分量なども
クックパッドに書いてあるまんまを
基本的にやるのが当たり前だったからです。
それが自分の中の当たり前の感覚過ぎて、
まさか、最初からアレンジするなんて想像もできなかったので、
かなり衝撃でした!
④そのままやる、そのまま聞くことの難しさ
その時に、昔少しだけダンスのレッスンを受けていたことがあり、
その時の先生に、言われたことを思い出しました。
それが、
「私の教えた通りにやれる人が中々いないんだけど、
あなたは、そのままやれるんだね~。」と言われました。
その当時にその人が教えていた方が100人以上いた中で、
私ともう1人以外は、全員アレンジが入っていたようです。
そもそも、教えられたとおりにやるということが
どれだけ難しいのかを物語る数字だと思います。
よくnTechのセミナーなどで、「そのまま聞いてくださいね」
と伝えても、人の話をそのまま聞くことが難しい場面に
遭遇することがよくあります。
その話とも、このことはつながるんだと思った時に、
それだけ、自分が受け取った情報を自己流でアレンジせず、
「守」を意識して、そのまま聞いたり、そのままやることが、
どれだけ難しいのかということが、
常日頃の自分の情報の取り方からも、
認識できるんだなぁ~!と改めて実感したことでした。
実は、その原因が人間の脳の機能的な仕組みとつながるのですが、
また次回書きたいと思います。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。