『無』の世界『0=∞=1』~新技術nTechを活用したLife Styleの提案~

『無』の世界『0=∞=1』を、nTech(認識技術)を使って活用応用した生き方やnTech(認識技術)とは何かをわかりやすくご紹介します。

ヌリ路@京都 京都は、すごい場所だった!②

いつもご訪問ありがとうございます(*'▽')!

『無』を活用した宇宙一美しい奇跡の数式『0=∞=1』をnTech(認識技術)として活用応用した尊厳ある生き方やnTech(認識技術)とは何かをわかりやすくご紹介するblogです。

今日は、先週末に撮影スタッフとして参加した、
「新・教育観光 ヌリ路@京都」に行ってきました(*´▽`*)

今日もその続きです^^

昨日のblogです 

kou-shinsekairoute.hatenablog.com

①琵琶湖疎水事業のすごいところ

この琵琶湖疎水事業のすごい所は、
抜粋して書くと、こんな感じです。

チェックピンク当時学生だった田辺 朔郎の論文をみて、
 京都府知事・北垣国道が彼をこの事業の総責任者にした。

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チェックピンクすべての疎水事業を機械を一切使わず、すべて手作業で、
 中心の道具は「鋤」ひとつで成し遂げた

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チェックピンク疎水の作り方も、ダイナマイトの使い方、
 トンネルの掘方すべて右も左も分からない
 普通の一般人たちが、夜学んだものを
 翌日すぐにノートをみながら実践し、成し遂げた

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※当時の様子です。

チェックピンク南禅寺の景観を壊さず、水路閣という
 水の高速道路をつくる画期的なアイディア

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チェックピンク高低差があり、船を移動させることが困難な場所に、
 インクライン」という画期的な輸送方法の考案

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チェックピンク海外に視察に行った、田辺 朔郎氏と高木文平氏が、
 アメリカに視察に行った際に、水力発電導入を決める。
 日本初となる事業用水力発電所で、
 京都の近代化に大きく貢献した。

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チェックピンク京都府知事の西郷菊次郎氏が、
 巨額を要する三大事業の財源が大きな困難を解決するために、
 フランスに4,500万フランの外債を発行して資金を調達し、
 予定の半分の期間で完済した。 

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②先人たちに何を学んだのか

当時、日本人だけで、この一大プロジェクトを
成し遂げるという実績は、日本国内に一切ありませんでした。

そんな中、右も左も分からないのに、
ただ、田辺 朔郎の論文と講義を頼りに、
外国人を一切雇わず、ダイナマイト以外のすべての材料を
自分たちですべて手作りし、
京都の人たちを始め、全国各地から多くの人たちが、
夢と希望の意思を持って、この一大事業に、
「鋤」ひとつでチャレンジした、当時の日本人たちの
懇切な意思やチャレンジ精神に、
ただただ感服するばかりでした。

夜に知らないことをいっぱい学習し、
そしてに、夜記入したノートを自分の腕につけながら
今までやったことも無い事を実践してみる。

そこに、「本当に完成するのだろうか?」
「完成しなかったらどうしよう。。。」
そんな心は一切なかったのではないでしょうか?

未来にこの疎水事業がどれだけの人たちの生活を改善し、
そして、寂れてしまった都、京都の復興をかけての
新しいチャレンジをしていくことに
どれだけワクワクした心で実践していったんだろう。。。

そんな思いが、疎水記念館を始め、
インクライン、ねじりまんぽのトンネル、水路閣
そして、今も滋賀から京都から大阪にかけて、
繋がっている、疎水。。。

普通に大阪で生活していると、琵琶湖からの水を
当たり前のように、使っていますが、
この水の中には、歴史を紐解くと
先人たちの壮絶な努力と意思の結晶がつまった
「水」だったんだと、改めて感慨深いものを感じます。

この事業が具現化したおかげで、
北海道を始め、産業社会の土木工事の礎が、
この京都の地から誕生し、
そして、お隣の朝鮮半島や台湾にもその技術
輸出され、近代化の発展に貢献しています。

たった、些細な事の中にも
すごい歴史が詰まっていることを改めて
感じさせてもらい、
そして、チャレンジ精神の価値
改めて感じた時間でした。

ぜひ、これを読んで興味が湧いた方は、
琵琶湖疎水記念館に行かれてみてください^^

そして、ただの歴史を紐解くだけでなく、
気づきと笑い、感動のある
新・教育観光『ヌリ路』もおすすめです。

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次回は、
9/29(土) 新・教育観光 ヌリ路 @横浜
10/6(土) 新・教育観光 ヌリ路 @ 東京 明治神宮
です^^

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。