『無』の世界『0=∞=1』~新技術nTechを活用したLife Styleの提案~

『無』の世界『0=∞=1』を、nTech(認識技術)を使って活用応用した生き方やnTech(認識技術)とは何かをわかりやすくご紹介します。

組織の成功循環モデル 4つの質を向上させる前に必要なある質とは何か①

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『無』を活用した宇宙一美しい奇跡の数式『0=∞=1』をnTech(認識技術)として活用応用した尊厳ある生き方やnTech(認識技術)とは何かをわかりやすくご紹介するblogです。

先日友人が主催した、
経営者の方向けのセミナーに参加した時に、
なるほど~!と思ったことがあるので、
今日は、その話をシェアしたいと思います。

①意外な課題

最初のシェアで、参加者1人1人の課題をシェアし、
そこで意外だったのは、

『会社での顔と会社以外の顔のギャップがある事が悩み』
『自分の中にあるものと外に出すもののギャップがある事が悩み』

という、ギャップに悩んでいらっしゃる方が多かったことでした。

②成功循環モデル

そこから、会の内容の中で講師の方が話されていたことで、

マサチューセッツ工科大学のダニエル・キム教授
提唱している、「成功循環モデル」の話がありました。

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経営者の方やリーダーをされている方は、
常日頃、結果を求められているため、
何よりも結果(数字)を出すことが大事だと
考える方も多いのではないかと思います。

会社を経営するためには、結果(数字)を出さないと、
会社は存続できないので、当然だと思います。

しかし、結果だけを追い求めると
なかなか目標は達成できないのが現状です。

なぜ、目標達成できないのかというと、
「成功循環モデル」に当てはめると、
上図の様な、バッドサイクルにハマっている為だそうです。

③バッドサイクルモデル

それは、結果だけを求め
「結果の質」を向上させる事から始めます。

しかし、「結果の質」が下がると、
お違い、対立や押し付け、命令的になり、
「関係の質」が低下していきます。

たまに、成果が上がったとしても、
メンバーの状況がやるしかない状況に陥り、
追い詰められた状態で出した結果のため、
結果、持続せず、また結果が出ない状況に陥ってしまいます。

そして、「関係の質」が悪くなっていくと、
メンバーは自発的に考えなくなり
上の指示・命令だけを聞く、受け身の状態になり、
仕事自体にやりがいが感じられなくなり
ねば・べき状態つまらないと感じるようになり、
結果、「思考の質」が低下していきます。

そうなると、基本的に受け身状態なので、
自発性や積極性が無くなり行動しなくなり
「行動の質」が低下し、結果が出にくくなるため、
「結果の質」がさらに低下していきます。

中々結果が出にくい組織は、
このバッドサイクルに陥っていることがよくあるそうです。

④グッドサイクルモデル

では、反対のグッドサイクルになると、
どう違うのでしょうか?

まず、「関係の質」を高めていくことをしていきます。

「関係の質」を高めるというのは、
相互理解を深めお互いを尊重し
結果を認め合う事ができ一緒に考えることです。

このスタートがあると、
メンバーは自分で気づく事ができ
それが、面白いと感じるようになりお互い共有が生まれ
自分がつくる側として考えることが出来るようになるため、
「思考の質」が向上していきます。

そして、面白いと感じるため、自発的に行動し、
積極的なチャレンジが生まれ
「行動の質」が向上していきます。

その結果「結果の質」が向上し、
成果を得る事が出来るようになるため、
チームメンバーへの信頼関係が深くなり
「関係の質」がさらに向上していきます。

だから、「関係の質」を向上することが、
結果的に「結果の質」の向上につながっていきます

というのが、ダニエル・キム教授が提唱している、
「成功循環モデル」です。

この話は、組織経営をされている方なら、
既にご存知のことだと思います。

確かに、結果ばかり求められる組織だと、
結果が出る人は居心地がいいですが、
出ない人にとっては、常に居心地は悪く、
関係性に歪や格差が生まれやすくなります。

それは、全員がお互いの能力を高めあいながら
活き活き、ワクワクしながら、
個性を発揮できるチームプレーを実現し、
持続可能な結果を出していくこと難しいと思います。

⑤本当の関係性の質を向上させるもう一つの質とは

私が参加した会では、
この4つの質にもう1つの質を向上させることが、
本当の関係性の質を向上させることに繋がります
という話をされていました。

一体、どんな質でしょうか?

それをまた次回書きたいと思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。