『無』の世界『0=∞=1』~新技術nTechを活用したLife Styleの提案~

『無』の世界『0=∞=1』を、nTech(認識技術)を使って活用応用した生き方やnTech(認識技術)とは何かをわかりやすくご紹介します。

観点の問題 職場編【固定性/流動性】

いつもご訪問ありがとうございます(*'▽')!

 

『無』を活用した宇宙一美しい奇跡の数式『0=∞=1』を認識技術として

活用応用した尊厳ある生き方や認識技術とは何かをわかりやすくご紹介するblogです。

先日のblogで、無意識の『固定観点』が生まれる仕組みについて書きました。

詳しくはこちら

kou-shinsekairoute.hatenablog.com

①観点の問題全体象

 観点が生み出す問題は大きく6つ対称性であります。

1.非認知/認知
2.異質性/同質性
3.固定性/流動性
4.自発性/他発性
5.否定/肯定
6.不完全性/完全性

 

今日は、3番目の観点の問題の『固定性』流動性について、
書こうと思います。

②職場である観点の固定性について

観点の固定性は、
自分の観点に無意識に固定されて動くことができないことを言います。

では、職場である『固定性』とはどんなものがあるでしょうか?

職場だけの話ではありませんが、

例えば、
相手の事を「嫌味な人」と思い、そういう事が何回かあると、
「やっぱりあの人は嫌味な人だ」と、
相手の事を決めつけてしまう事はないでしょうか?

または、
仕事場までいつも同じ道順で無意識に通勤する。
昔成功したことがある、同じやり方をやり続ける。
など、色々あります。

そして、「仕事とは時間を守るもの」という
自分の中や社会的な常識も固定した観方です。
国や地域、時代によって常識も全然違います。
日本では、「仕事は時間を守るもの」というのが、
一般常識ですが、世界に出ると通用しない場合もあります。

それが、自分の固定した観点からみる『固定性』です。

 

③観点の固定性の問題

では、『観点の固定性』が生み出す問題とは何でしょうか?

ひとつは、先ほど書いたように、無意識に相手の事を、
『嫌味な人』と固定して決めつけてしまうので、
本当は色んな側面がある、無限の可能性である、
相手の事を観ることもできませんし、

それ以上に、自分の無意識の観方に固定されているので、
自分の可能性も自分で無意識に固定して、
範囲を狭めてしまっています。

そして、固定した観方しかできないので、
マンネリになってしまい、「〇〇は〇〇だね」と、
物事に対して、自分の固定した観点からしか見れないので、
新しい発想やアイディア、気づきや感動も生まれにくくなります。

そうなると、変化や成長もしにくくなります。

自分の固定した観方が普通なので、
全く違った観点を持った相手のことを理解することが難しいので、
人間関係を築きにくいです。

だから、交流範囲が狭くなります。

④職場である観点の流動性について

観点の流動性は、
観点が相手の観点に合わせて動くという特徴を持っています。

特に、日本人は建前文化があるので、
流動性』を持っている人は多いです。

日本のことわざで、
「長い物には巻かれろ」というのがありますが、
まさに、その様に、会議などで強い意見や発言をする人、
強い立場の人のいう事に流されやすくなるのは、
この『流動性』があるからです。

f:id:kou_shinsekairoute:20180324231302p:plain

③観点の流動性の問題

では、『観点の流動性が生み出す問題とは何でしょうか?

『観点の流動性』は、自分の観点に固定されないので、
一見よさそうに見えますが、常に相手の観点に合わせるスタイルなので、
常に相手の観点を尊重するので、人間関係は悪くはならないですが、
自分の意見や主張が出来ません。

いつも相手に合わせてばかりいるのが当たり前になってくると、
自分が一体何を言いたいのか、何を考えているのか、
分からなくなる人が多いです。
それは、自分の軸が無い状態です。

日本の中では、それでもまだやっていけるかもしれませんが、
グローバルな社会や世界に行くと、自分の主義主張ができない人は、
存在として認識もしてもらえないそうです。
ディスカッションの場になっても、意見を言えないと、
スルーされるそうです。

例えば、
『観点の流動性』の強い人がプロジェクトのリーダーや上司になると、
一緒に組んで仕事をする人が大変になります。

なぜか?
相手の意見によって左右されるため、
自分で判断し、決定することに対して自信が持てません。

だから、今までA案でやっていたことを、
B案の方がいいと、意見の強い人から言われると、
その方がいいかな~?と、観点が変わり、
一緒に組んで仕事する人たちも、そこに左右されてしまい、
決まるものもスムーズに決まらなくなります。

人に言われて仕事を進めていく立場の時は、
そこまで問題に感じにくい観点ですが、
人に指示したりする立場、責任ある立場に立った時に、
流動性』を持っていると、自分も周りもとても困ることが多くなります。

だから、自分の意見や考えを持てる人になる事は大事です。

自分の意見も持てて、周りとの調和を取れる
バランスの良い人が、今の時代とても求められる人ではないでしょうか?

そういう人材になるには、
固定性にも流動性にも固定されない、人になる事だと思います。

そのためにも『悩みの根本原因』を知ることが必要です。


今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。